本日の案件

本部長、秘書、社員のみなさん、お疲れ様です。

中学に入ってすぐの頃、私の髪型、かーなーり！攻めまくっていました！
ベリーベリーショート、ゴン攻めショートです。
女子なのに、男子よりも短い髪型。小泉今日子さん、キョンキョンが当時ベリーショートで注目されたりもしていましたが、そんなものの比ではない！男子といえば、男子。坊主頭ではないが、それに近い、笑。攻めすぎ。

これ、実は私がしたくてしたわけではなくて。当時、母親が髪を切ってみたい〜と言いだして、任せてみたら、
チョキチョキ、あれ？左が長い、
チョキチョキ、あれ？右が長い、
チョキチョキ、、、あれ？あれれ？

... あっという間に、戻しようのないとんでもないショートヘアになってしまったのでした。私はもう、その日怒って泣いて、、、それでも翌朝、親友たちに慰められつつ登校しました。
絶対笑われる... 下手したらからかわれ、クラスでいじめられるかもしれない、そんな不安もありました。気合い入れて教室行ったら！

シーン...

みんな驚きのあまり誰も声を出さない。
こ、こわい、、、
静まりかえるなか、席につくと、隣りの席の、当時学年一の不良、いわゆる番長のヤシロくん(仮名)が、ポツリと一言「すげえな、、、おまえ！」と。どうやら褒め言葉らしいのです。その度胸がスゴイな、お前、ということのようでした。

その日から、そのヤシロ君がやけに私に話しかけてくるようになり。仲良くなりました。
学年の男子がみな恐れていたヤシロ君だったので、当然、私が笑われることも、いじめられることもなく、むしろ、あいつすげえよなあ...ヤシロと普通に喋るんだぜと、男子たちから一目置かれ。

そのうち、髪の毛は伸びていき、私の髪型なんて誰も気にしないようになりましたが、ヤシロ君とはその後も、普通に喋って、普通に友達として楽しく過ごした中学時代でした。いい人でした。そんなにスゴイ髪型だったのかな、いや、スゴかったな、あの髪型はー。
ひとつ間違えば黒歴史です、笑。

3