本日の案件
私が憧れるバケモノメンタルの持ち主は、以前お世話になった会社の先輩です。
先輩は、クレーム処理の達人で、どんなクレーマーも笑顔にしてしまう魔術師のような顧客対応で社内でも有名でした。
彼がいつも対応しているクレーマー達は、数あるクレーマーの中でも、筋金入りのクレーマーで、怒鳴る、机を叩くは当たり前、1時間を超える罵詈雑言の長電話など、普通はうんざりして、対応をやめたり、あきらめたくなるようなものや、場合によってはトラウマになってしまうようなものもあります。
しかし、その先輩は絶対あきらめません。相手の真摯に話を聞いて、最後には必ずクレーマーを笑顔にしてしまいます。もちろん、顧客からの信頼は絶大で、その先輩に会うために足を運んでくれる元クレーマーの常連さんも多くいます。
今では、先輩も違う部署に異動してしまいましたが、数年経ったいまでも、先輩を指名して訪問するお客様が絶えません。
そんな彼になぜそんなに耐えられるのか聞いたところ、「弱っている人は放っておけない。クレーマーは、弱っている人なんだよ」と言っていました。そんなバケモノメンタル、少しでも分けて欲しいです。
ちばらきっこ
男性/35歳/茨城県/会社員
2021-09-07 16:28