RNデネボラさんの書き込みを読んで。
自分が20代の頃
生前の母がテレビを見ながら「最近の若い子は非常識だわ」と言ってました。そこにはたぶん自分も入っていたんでしょう(笑)
江戸時代の武士の日記にも、平安時代の和歌にも、紀元前のポンペイで発掘された居酒屋の遺跡の落書きにも「今時の若者は」という記述はあり、同様に「こんな上司になりたくない」「こんな大人になりたくない」という記述もまた同じくらいの歴史があり、つまり、人間社会のその構図は時代や国籍を問わず変わらないのであって。
何を標準として『常識』とするかは、その時代によって多少の差はあれど、若者と年長者は齟齬をきたすものなんですよね。
その常識ってヤツも、新しく『アップデート』されるわけじゃなくて、長い周期でゆるくなったり厳しくなったり、同じようなことが繰返し『リブート』されてるだけなんじゃないかと思います。
自分も新人の頃は「こんな嫌味なことオレは絶対 後輩には言わない、こんな大人にはならない」と固く誓いましたが、まだ20代後半の充分に若い年代において、初めて出来た後輩に、自分がかつて先輩から言われた全く同じフレーズの嫌味を、早速カマしました(笑)
大人は頑固で若者や子供には理解できない常識を振りかざし、若者は時に反発しながら、愚痴ったり、迎合したり、面従腹背しやがて要領良くなって、嫌味な大人になる。
たぶん、これが正しい図式なのであり、年寄りがいつまでも強権をもって支配してばかりいる社会や、やたら子供や若者の主張がスカスカに通る社会も、どちらもバランスが悪い感じがします。
人は誰しも嫌味な大人になるし、
むしろ、嫌味な大人にならなきゃいけないとすら思う 、これが『常識』かな(笑)
ま、10年20年したら解るよ。
「あ、これか?!」って日がくる。
(  ̄▽ ̄)
コーギモモ
男性/58歳/神奈川県/飲食業
2021-09-15 00:07