本部長も実家もお寿司屋さんでしたね!
山形県の庄内平野の田んぼの県道沿いにある寿司屋が私の実家です。
先日2021年9月16日、開店から40周年をもって閉店しました。
庄内米の「シャリが違うねー」と言われる美味しいシャリで握る父親の寿司は本当に美味しいです。
30人以上の宴会でも、母親が丁寧に一品一品作る料理も評判でした。
私が実家で過ごした高校までは、夜までずっと忙しく、水曜日の定休日にしか家族で夕食を食べる事はありませんでした。店の台所に「おやすみー」と言って寝る少年時代
それでも中学生時代、昼に下駄箱に届けてもらう弁当は海苔巻きで、みんなと交換して楽しい弁当時間になりました。
私が就職し実家を離れ、年に数回帰る実家となり、帰省したときにはお腹一杯お寿司を食べさせてくれました。
景気の低迷が続くにつれ平日の客足はほとんどなくなりました。
田舎特有の身近な噂「〇〇さんの車が停まっていた。」という景気監視警察も常連の足を遠のけさせました。
それでも定休日以外は店を開け、客は入らなくても暗い県道に明かりを灯し続けました。
市街地ではない飲食店や商店は、ただ物を売るだけではありません。
夕方、仕事から帰る人を町の灯りとして迎え、いつもの町の景色をつくっています。
コロナで客足は遠のく中、去年の暮れに母親が肺がんのステージ4と診断され、もうダメかと思いました。
このまま店も終わってしまうのかと思いましたが、回復し店を再開できました。
そして先日閉店を迎えることができました。
お店に来てくれたみなさん。町のみなさん。40年本当にありがとうございました。
父ちゃん母ちゃんお疲れ様!最後に寿司食いに帰りたかったなー!
東京の飲食店も大変だと思います。
みんなでお店をしっかり支援していきましょう。
本部長の実家のお寿司屋さん食べに行きたいです。
ダウンシフト公務員
男性/47歳/香川県/オリーブ農家
2021-09-22 17:58