僕と私の寝返り案件 〜その時、誰かが寝返った〜

本部長、秘書、お疲れ様です。
私の寝返り案件は、指圧治療院に雇われていた時、派遣先で高齢者のマッサージをしていました。そこで利用者さんと仲良くなり、言葉遣いがため口になってしまいました。利用者さんも嫌がっていないと思い、ため口の方が信頼されていると勘違いしていたのです。その利用者さんから派遣先の所長を通じてクレームが来ました。そのクレームは、些細なことでしたが利用者さんにとっては良くない対応だったと思います。その一件があってから、余計なことは言わず、ため口も止め、マッサージに専念することだけを心がけました。利用者側からすれば、私は施設に雇われているのではなく、施設に頼まれて来ているよそ者の立場でしか無かったので、そんな男が偉そうにしてはいけなかったのです。でも、そのクレームがあったからこそ、その後指圧治療院を辞めても次の職場でクレームをもらうことが無くなり感謝しています。

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