本日の案件!
本部長、秘書、お疲れ様です。
おふたりは、お見合いにはご興味ありますか?
わたしは、数えるのも嫌なくらいしました。
田舎にいる親を安心させるのと、
お世話焼きおばさんがアチコチにいる土地柄、
ほんと、飽きるほどしました。
今度は絶対断ろうと、仕事も目いっぱいいれて。
そうしたら、母からなかば強制的に
「先方さまが、夏休み取れたそうだから、8月〇〇日空けといてね。」ガチャ…
という電話。
幸いに、その日は仕事で仮の案件が入っている!
「ごめん、仕事で仮が入ってる」と電話し直したら、
「こうやってあなたは…」と
あれやこれや説教。
結局折れて、万が一仮案件が外れたら
会うことにすると連絡。
すると、こんな時に限って
「仕事なくなりましたー」の連絡。
もうこうなったら、気に入らなければ
「嫌われるようにふるまって、断っていただこう」と
お会いした彼の前でしゃべり倒しました。
でも、なんだか2か月後にはプロポーズを受けていました。
「こんなに僕に話しかけてくれた人は、はじめてだった」とのこと。
18日に、結婚15周年を迎えました。
いまでも、わたしがしゃべり倒し、夫が「ウンウン」と聞いてくれています。
さんざん二人とも見合いしましたけれど、
この凸凹具合が、なんとなく続いております。
そんなもんなのかもしれませんね。
サミ子
女性/54歳/埼玉県/自営・自由業
2021-09-27 19:06