今日の案件
フリーズしたっていうことになるのかどうか?なんですが・・・。
もう30年以上前の冬の話
当時は『私をスキーに連れてって』という映画がとても流行って
スキー場のゲレンデでは ユーミンの歌がエンドレスに流れていました。
当時私が勤めていた会社でも若者の有志が集まって何台かの車に分乗して
各車には無線機のトランシーバー設置してゲレンデに向かいました。
それが毎週仕事終わりの金曜日に出発し、月曜日の朝に会社に戻ってくるという具合。
ある金曜日の朝の朝礼で
「すいかさん、今日も夜からスキーなんですね?くれぐれも怪我の無いように会社に戻ってきてください。」と課長からお言葉をいただきその夜出発しました。
その当時のゲレンデはほんとに芋の子を洗うと言っていいくらいの 人・人・人
そしてその年は雪が少なく滑走禁止場所も とにかく多く、立札が立っていました
そのころの二十歳過ぎの私はスキー技術と体力に自信があって 人の多い なだらかで安全なゲレンデでは物足らず
男性の仲間から『滑走禁止場所でたくさんおりている人いるし、僕らも降りちゃおうか?』の言葉に乗っかってしまったのでした。
滑りはじめは順調に滑れていたのですが中ほどで転倒。
そこから100㍍以上スキーの板を付けたまま流れ落ちたでしょうか。。
たぶんその流れ落ちる時間、わずか数十秒だったと思います。
完全に思考が停止して 目に入ってくる景色は 岩に頭をぶつけて額から血を流している人々。
そして頭の中では課長から朝礼で言われた「怪我無く帰ってきてください」という言葉だったのでした。
運よく私も仲怪我無く無く済みましたが その数十秒間は生きた心地しなかったです。
若気の至りとはいえ、『やったらあかん』と注意されてることは素直に受け入れなあかんなぁと思った次第です。
もう今はゲレンデに行くことも無くなってしまいました。
今年もあと3か月程でスキーシーズン到来ですね
コロナが落ち着いてみんなが楽しめる日常が訪れることを願って。
すいかちゃん
女性/59歳/東京都/パート
2021-09-28 09:50