本日の案件
皆さんお疲れさまです。
フリーズ案件。
今から20年くらい前の話。
母のおつかいでたばこを買いに百貨店へ行きました。
当時母が愛煙していたたばこ『ダンヒル』は、自販機ではなかなかお目にかかれない銘柄で、わざわざ百貨店まで足を運んで買いに来ていました。
たばこ売り場では最近接客デビューをしたと思う若い男性従業員が店頭に立ち、少しほほを赤くしながら笑顔で頑張って接客をしていました。
私「すみませ~ん、ダンヒルのグレーを5つください。」
従業員「はい!ダンヒルのグレー5個ですね!少々お待ちください!」
売り場を離れる男性従業員。待つことほぼ10分
…。
大きな紙袋いっぱいに入ったたばこを両手に持ち、ほくほくの笑顔で売り場に戻ってきた男性従業員。
「お待たせしました!」と言って紙袋から私が頼んだたばこを出し「こちらですね!」と出したのは…
ダンヒルのグレー5カートン。
それを見てフリーズする私…。
はっ!と我に返り「す・す・すみません!単品で…5個ください」と、気まずくなる私。
男性従業員も我に返り「大変失礼しました!」と言い、慌てて出した5カートンのたばこを引っ込め、改めて5個出してくれました。
家に帰ってこのことを母に話したら
「相当テンパってたんでしょうね…」
と、ポソっと言ってました。
はっちゃん。
女性/51歳/東京都/パート
2021-09-28 13:22