日曜日の仕事疲れのつぶやき…｡

一人で日曜日にイラストを描いていると､時々世間から置いてきぼりをされている気分になる時がある。きっと疲れてそんな気持ちの錯覚をしているのだろう。ふと仕事の手を休めてタバコに火をつけて､ぬるくなった飲みかけのブラックコーヒーをすすると苦さでわれにかえる自分に苦笑い。
朝からジャズばかり聴きながら仕事をしていたので､気分転換にロック＆ポップスを聴いてみようと思いレコード棚を物色してみる。
今回はスティングの1996年の「マーキュリー・フォーリング」というアルバムに針を落とす｡
私的には彼の数あるアルバムの中でもおそらく最高傑作のアルバムだと思う｡彼の乾いた歌声と哀愁を漂わせたメロディが、どこかロンドンの湿った空気と雨の降る街並みを思わせる。
スティングの曲は歌詞がどれも人間の内的な気持ちのうつろいを感じる。
ある意味彼は詩人なのかもしれない。
そうこうしているうちに休憩もおしまい。
ダルい身体に再びペンを手に取り､また描き始めよう。気だるい日曜日の昼下がりのつぶやき…｡

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