アンケートの政治の話

政治の話をすると
場の空気がおかしくなるよね。

選挙前だけ電話してくる有名な党の支持者は実は政治なんてなんも分かってないことが多いし、
子どもの親同士でも変わった思想があると煙たがられたり。

7年ほど前、私は選挙ボランティアをやりました。
選挙フェスと銘打って、スタッフは全てボランティア。町田市内の選挙ポスターを大雨の中公示日の朝から貼り始めましたが、お金のある政党は、プロのような人がサッサと貼っていく。かち合っても挨拶もなく。あっという間にどこの看板にもポスターがあるのです。

150ヶ所のポスターを夫と2人で貼りました。
途中、違う弱い党のボランティアの高齢の方々と何度かかち合いました。皆様揃ってご高齢でした。
看板が高くて届かない時は脚立を貸しました。私たちのビスが車に置いてきて足りない時は分けてくれました。
違う候補者の応援してる者なのに、皆さんとても親切でした。世間話もしました。
それと違って、押しのけてでも義務的に貼っていく力のある政党に雇われた人たち。
仕事でやってる人との違いなので当たり前ですが。

その後も違う選挙でボランティアをやりました。
演説の場所を取る許可も、強い政党は全て上が決めて雇われた人はそれに従うだけで良くて。
私たちは公道の担当部署に頭を下げてお願いして回るところから。強い政党は電話でもOK。しかも後から申し込んでもそちらが優先。

その話を周りにチラッとしただけで、お金がある政党が場所取りも勝つのが当たり前と言われ。
価値観の違いを議論する元気はないので笑って誤魔化しました。

政治の話は相当な信念と相手を論破する知識人もですが、自分の信念を語るのはパワーが必要です。
聞くのも話すのもとても疲れます。
できるだけ穏便に毎日を過ごしたい日本人には今やタブーですね。

私はちょっとした政治的な意見も言えない。そんなメディアの空気が好きではないです。
でも、それが今の日本のメディアですもんね。

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