本日の案件
本部長、秘書、社員の皆様、お疲れ様です。自分の下積み時代ですが、将にドラマに出てくるシーン、それ以上な事が沢山ありました。上京して最初の職場は、老舗料亭の住み込みの仕事で、寮は数カ所も雨漏りがして、ボールが転がる程傾いた床に、数十年変えてないくらい草臥れた畳、ガラスが無い窓に永ちゃんのポスターを貼って寒さを凌いでいました。勿論、冷暖房機器などありません。そんな寮に5人の先輩と共同生活で、布団敷き、布団干し、掃除からお茶入れその他、先輩の前では横になる事さえ許されない毎日。仕事は、先ず塀から門にかけての掃き掃除の後、厨房の雑巾がけから1日が始まります。2年間くらいは親方と同じフロアで働かせても頂けません。給与も片手で数えて指が余ります。書いても書ききれない厳しい下積み時代でしたが、学ぶ事は沢山ありました。良い親方、先輩に恵まれたおかげで今があります。そこで学んだ事は、他人、目上の方への気配り、お客様へのおもてなしの心、良い物を見る目と扱い方、技術とそれを学ぶ姿勢。
心と技術の修業、"心技迫真"です。これからもその気持ちを忘れず精進して参りたいと思います。良い下積み時代でした。今となっては良い思い出です。^_^
スカボケ
男性/55歳/東京都/飲食店経営
2015-02-10 16:17