案件
おはようございます。
大学一年生の時のクラスの模擬店で
豚汁を出すことになりました。
(調理とは関係のない学校です)
今のように携帯電話もLIN◯もない時代
係の担当など決まっておらず
とりあえず「女子は野菜を切って持って来る」
くらいの連絡だけで
当日テントに向かってみると
テレビの中でしか見たことのない寸胴鍋があり
その時18歳だった私は
寸胴鍋にえもいわれぬ魅力を感じちゃって
ひたすらに豚汁を作り続けました。
ダシも取らず、トッピングもなく
野菜と豚肉をお味噌でまとめただけでしたが
接客担当から「好評!」なんて言われ
振り返ればそれが
「人にものを作って食べてもらう喜び」の
始まりだったのかもしれません。
あ、今日豚汁にしようかな。
べにあずま
女性/57歳/東京都/パート
2021-10-11 08:11