下積み案件

こんばんは、約20年前新人保育士でした。新人は必ずゼロ歳児クラスのうちの園。無垢な彼らは、容赦無く人見知り、保育士の好き嫌いがはっきりしていてアワアワしている新人には冷たい目線。人間社会の根本のような毎日でした。
なので、外そうじ、おもちゃ整備、布団干し、昔なので布オムツの大の処理、寝ている間の保育室のそうじ、そして、先輩たちへのお茶汲み。
いきなり絵本を読みきかせをしてみろのトラップ。子供達が何も聞いてくれない大騒ぎになるゲキ凹みの毎日…私はいったい何をしているんだここでと思いながら1年2年が過ぎました。でも、あるとき何かをするための段取り、子供を惹きつける技、リードする役割、フォローする役割、周りの配慮を細かくする役割、を、あうんの呼吸でこなせている自分にきがつきました。雑用ばかりに時間をついやし、手はあかぎれだらけ、思うように子供達に関われない状況を悶々とこなしていたけど、無駄なあかぎれではなかった。たくさんのケースを見て学び体験し、からだで数々の流れをおぼえていました。投げ出さずコツコツと毎日を笑顔ですごしてこれた新人の私！よくがんばった！新人のみんなファイトです！

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