本日の案件
本部長、秘書、リスナー社員の皆様お疲れ様です。
本日の案件、私のドライバー物語案件。
約25年くらい前の大晦日に乗った高速バスのドライバーさんのお話です。
大晦日に初めて新宿から実家の長野に帰省しました。年末だし渋滞は覚悟していました。
中央道に乗ったあたりから「ブォンブォン」と低い重低音や「ぱーーー」と高い音がしてきました。周りの車はまだスムーズに走行していますが、私の乗っているバスはあきらかに走行速度が落ちていきました。
窓から外を見ると「夜露死苦」と当て字連発改造バイク集団に前と横に並走されていました。
そうです、当時のニュースで話題になっていた初日の出暴走族集団にバスが囲まれていたのです。
どうなるのかと私や他の乗客の皆さんが不安な雰囲気の中、バスのドライバーさんが車内アナウンスで一言。
「すみません、彼らはバスが好きなんですよ。」という一言に笑ってしまいました。なんだか、このドライバーさんの一言で大丈夫という安心感が湧き、滅多に見れないと外の改造バイクを観察した思い出です。
今でもあのドライバーさんの一言を思い出すと笑っちゃいます。
ゆきち0302
女性/51歳/東京都/パート
2021-10-26 12:03