思い出に浸る
小学校の時に書いた文集が出てきました。
そこで書いた作品を紹介します。
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『私は誰でしょう』
私の体の中に走る黒い芯。
それは私から生みでたものではなく、誰かに植え付けられたもの。
だれかに頭を押されるとそれが出てきて、黒い跡を残していく。
白い平原に残る黒い跡。
それはいつも正しいものでなくてはならない。
少しでもずれたり間違えたりすると、どこかで見ていた白い番人がやってくる。
身体をけずって描いたものが跡形もなく消されていき、正しさを求められる。
自由な表現が許されるとすれば整列した仲間たちの中で選ばれるあの瞬間だけかもしれない。
私は一体誰でしょう。
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面白かったのはこれを目にした大人たちの反応です。私を心配するヒト、才能を賛美するヒト、色々いましたが誰一人として私の求める回答を提示する人はいませんでした。
題名に『私は誰でしょう』とある通り、実はこれ『なぞなぞ』なんです。
答えはシャープペン。
もう一度、それを念頭に読み直してみてください。
「もしかしたら世の中勘違いだらけでできているのかもしれない」と悟った小六の思い出です。
鮨詰めのゾウ
女性/43歳/埼玉県/会社員・スカロケ妄想党員
2021-11-03 12:22