旅の思い出
皆さんお疲れ様です。
私の旅の思い出は友達と二人で行った小豆島です。
島内の自然を感じながら自転車で巡ったり、夜は飛び回るホタルを見たり、普段できない経験ができましたが、トラウマになった出来事がありました。
とあるお寺を参拝してから港へ向かうため、友達と二人で山道を下っていました。
山道といっても舗装された車道脇なので歩きやすいし、天気も良くご機嫌で山を下りていました。
すると、ふと数十メートル先に一匹の猿がいたのです。
ここにも猿がいるんやなぁと思いながら少しずつ坂を下り、猿と数メートルの距離になった時です。
なんと猿が歯をむき出し奇声をあげて突然襲いかかってきました!
私が住む大阪にも野生の猿はいるのですが、あんなに威嚇しながら襲われたのは初めてで2人で必死に走りました!
でもどこに逃げて良いかわからず、たまたま道路沿いにあった民家に駆け込みました。
猿も人間の生活範囲には入れないのか、民家の生け垣の中までは入ってきませんでした。
ここから歩いて帰るのも怖いので、仕方なくタクシーを呼ぼうとその民家の方にこの辺のタクシー会社の事を尋ねると、そのまま私達を車で港まで送ってくださったのです。
その車中に大阪から来たことを話すと、その方も以前大阪に住んでいたことがわかり、思いがけず大阪に縁のある方に会えて嬉しかったのを覚えています。
無事に港まで送っていただき、とてもありがたかったのですが、これ以降は猿が嫌いになりました!
松前漬
女性/46歳/大阪府/会社員
2021-11-04 17:54