本日の案件

本部長、秘書、リスナー社員の皆様お疲れ様です。
本日の案件ですが僕が二十歳の頃バイトをしていた店で同じバイト仲間のＡ君に彼女ができたのですが、常連のお客さんとＡ君が3ヶ月続くかどうか？とゆうのをA君には内緒で賭ける事になりました。
Ａ君は良くも悪くも恋多きでしたが僕は『3ヶ月は続くだろー』と思い、続く方に賭けていました。
賭けに負けた人はご飯を奢ると言うありきたりな賭けでしたが、日に日に話しが盛り上がり、負けた方はお互いのパートナーも含めて4人で駅前のフランス料理のディナーコースを奢る話に。
結果は...
僕の負け。
2ヶ月で別れたようです。
さっそく常連さんに店を予約してもらい、当日の夜がやってきました。
店に入ると目の前にピアノとバイオリンの演奏。
テーブルに並べられたフォーク、ナイフ、スプーン。見た事も無いような料理が運ばれてくるなかお店の方のおすすめワインを注文し飲んでみるとめちゃめちゃ美味しい！
気づけばコースも終わり、ワインを5本空けていました。
恐る恐る会計へ行くと15万2千円...
高級フランス料理店ときき入ったばかりの給料全額の15万は持っていましたが2千円は常連さんが払ってくれなんとか店を出れました。
帰り際定員さんと話していると店の人達はなぜか僕達のことをお客さんのふりした同業者だと思っていたと話していました。
こんな高額の食事は後にも先にもこれが最後となってます

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