案件〜泣いた話
本部長、住吉秘書代理、社員の皆様、お疲れ様です!
涙脆いので、ちょっとした感動場面を見るとそれが全然ストーリーを知らない所見のドラマの途中の場面でも泣けてしまう私ですが、子供時代は全然泣かない子で有名だったんです。
実際、子供時代の私は『泣くのはダサい』と思っていた記憶があり、誰かに意地悪されたり、怪我して血が出ても、泣かない子供でした。
それがいつの間にこんなに涙脆くなったのか??
遡って思い出すのは、専門学校に通うために親元を離れて関東で一人暮らしをしていた頃です。
深夜にテレビで偶然『ペリカンのカッタ君』のドキュメンタリー番組を見ていたんです。
動物園から飛び出して毎日近所の幼稚園に通う不思議なペリカンと園児達との交流を記録した番組でした。当時はニュースにもなっていてカッタ君の名前は私も知っていました。
カッタ君はしばらく幼稚園に通いましたが急にそれをやめてしまいました。何ヶ月もカッタ君を待ち続けた園児達は、ある日、遠足でカッタ君の住む動物園へ行くのです。仲良くなったペリカンのカッタ君との再会です。
カッタ君は結婚して家族をもうけていました。
大人になったから遊びに行くのをやめたのでしょうか?それは人間にはわからないけれど、園児達の事は覚えてる様子でした。
そこで園児達がカッタ君に向けて、歌を歌うんです。みんなで作ったカッタ君の歌です。
それは友情を示すのと同時にサヨナラを告げるための歌でした。
この番組を観ていて、私は号泣しました。
この時、私の涙腺が開栓したのだと思います。
幼い子供と動物、この合わせ技は最強です。
ここばち
女性/53歳/神奈川県/個人事業主
2021-11-18 16:27