本日の案件

いい夫婦の日案件〜忘れられないインパクト夫婦〜
本部長・秘書・スタッフの皆さん、リスナー社員の皆様お疲れ様です
あれは6年前の事故のあと、急性期を過ぎてやっと落ち着きリハビリの為に他の病院へ転院した時のこと　その病院は規模の大きくない入院施設だった為に入れ替わり立ち替わり入院患者が替わっていました　私の様に次の転院先も決まっている様な者はすぐに病室の「長老」と化してそんな入れ替わる患者たちを「見守って」来ました　色々な患者様がいらっしゃいました　特に「入院慣れ」していられない人が多く仕切りのカーテンを開け放ったままの私の態度に違和感を持っている人も多くいたみたいです　そんな中「お爺ちゃん」が入院して来ました　一見して腰の曲がったでも凛としたお爺ちゃん　でもやはり入院慣れしていないのかベットに入る時には必ずカーテンをビシッと閉めて表との交際は一切遮断していました　ま、こういう人は多いですよね　「あぁ、慣れるまでは大変だな　ま、慣れる前に退院か」なんて思っているところによくお見舞いに来る奥さんらしき年齢の人　相変わらずお見舞いに来ては外からの目を防ぐべくカーテンで遮断　お見舞いに来た時くらい開けておけば狭苦しくなくいいだろうに.....なんて思っていたのです　ある日のこと私はトイレに立ち上がり車椅子で出口へ向かう時にカーテンの隙間から見てしまいました　そのご夫婦、2人でベットに横たわり抱き合っているではありませんか！　こちらはあまりの出来事に「えぇ！」と声は出しませんでしたが驚きのあまりその場で一瞬止まってしまいました　そのご夫婦も私に気付いたらしく「なに見てんのよ！」と言わんばかり　その後は気まずかったですねぇ　毎回ご夫婦になる度に奥様の目が怖い　「あんたカーテンくらい閉めなさいよ」という非難の目が注がれます　入院事項に書かれているのですよ「在室中は看護師の目が行き届きやすい様になるべくカーテンは開けるようご協力ください」いやいやまさかあんな初老のご夫婦がねぇ　病院でやらなくても.....と思ったものです　でも世の中的に見れば「微笑ましい仲の良い夫婦」と言えるのでしょう　あの時は失礼しました　ごめんなさい

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