本日の案件

皆様お疲れ様でございます
良い夫婦、インパクト夫婦、として思い出すのはとあるお客様です。
お父さん、お母さん、そして小学高学年くらいの娘さんの3人のご家族がご来店なさった時のお話てす。
どうやら娘さんはご機嫌斜めの様で、ご両親もちょっと困りつつ、年頃だからしょうがないか、と言った空気感が伝わってきます。
お父さんが何気なく「どうしたの？」と娘さんに聞いてみた所、娘さんが一言「私知ってるんだからね！！！」とのお答え。
さて、何を知っていると言うのでしょうか。周りのテーブルのお客様も気になるのか、声をひそめて耳を傾けている様子。
娘さんの次の言葉は「私はこうのとりが連れて来たんじゃないんでしょ！赤ちゃんがどうやって生まれるか知ってるんだからね！」でした。
もうご両親も周りのお客様もビックリです。
お母さんは笑いを堪えるのに必死で声が出せないようでしたが、お父さんは落ち着いた声で「ちゃんとお勉強してるんだね、良かった」と話し始め、大人になるとはどう言う事なのか、恋愛について、生活について、社会についてをゆっくり丁寧に説明してあげていました。
ご両親の馴れ初めや、娘さんを授かった時の喜び、金銭的な苦労話を笑い話として上手く伝えるご両親は本当に素敵なご夫婦でした。
性教育に関しては今でもタブーとされがちな風潮がありますが、このご家族の会話は保健体育の教材にしたいくらい素晴らしいものでした。

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