誕生日案件
先日すみきち秘書代理の日のお涙案件で送ったのですが、誕生日案件でも行けるかと思い性懲りもなく再投稿します。すいません。
本部長、リスナーの皆さんお疲れ様です。浜崎秘書お誕生日おめでとうございます。
先週11/16に妻の実家広島で義理の母の誕生祝いをしてきた話です。
一人っ子の妻の義理の母は義理の父と2人で広島に住んでいるのですが数年前から大病で余命僅かと言われてきました。そして今月頭、「年明けまで持つか…」となりました。そこで私と妻は普段仕事休みがバラバラなのですが思い切って先週月曜〜水曜の3日間で休みを揃え、子供3人も学校を休ませ、車で往復約1500kmを運転して妻の実家にアポなして帰省してきました。事前に帰ると相談すると「仕事が忙しいのに無理しなくていい」といつも言われるのでアポなしです。
アポなし帰省は3回目だったので義理の両親は「またか」と言う感じでしたが喜んでくれました。
そして、たまたまだったのですが11/18が義理の母の74歳の誕生日だったので、2日早かったのですが妻とサプライズを仕組み、近くでケーキを買い、夕食後に細やかな誕生日のお祝いをしました。
普通に皆で誕生日の歌を歌って、義理の母は病で息が辛いので孫と一緒にフーッとろうそくの火を消しました。
すると義理の母は「こんなことをしてもらったの初めて…」と号泣しました。それを聞いて妻も「私もお母さんの誕生日をこうやって祝った記憶がない。初めてかも」と言いました。どうやら義理の母は昔、複雑な家庭事情があったり、また大病の今も現役くらい自分自身もずっと働き詰めだったりで、こうして誕生祝いをされたのが本当に人生初めてだったのです。義理の母は「最後の誕生日にみんなありがとう」と泣いていましたが、全員で「いやいや、来年もやるよ!」と泣きました。
もちろん最後にならないことを家族で祈っていますが、義理の母が生きている間に誕生日の思い出がひとつできたようで、無理矢理休み取って帰省して良かったなと思う出来事でした。
しまなみ
男性/47歳/東京都/会社員
2021-11-23 18:04