今日はチョコレートの日
北海道支社のxyzです。昔、全力で振られた女性から突然の電話。「会いたいの。会って話がしたいの。」何かと思うが、言われるがまま指定された待ち合わせ場所に赴き待っていると、彼女が人混みを掻き分け手を振りながら走ってくる。本当に屈託のない表情で。これあげるよ。差し出されたチョコレート。立ち話もなんだから近くの喫茶店に入り話を聞く。話の内容は意味のない世間話。でも、目の動きや、襟周りが伸びた服を見ると、私生活がうまくいっていないのは明らか。僕は彼女の話をさえぎり、「何かあったの?」と聞くと泣き出す彼女。有線からは斎藤和義「ずっと好きだった」。悩みはよくある話、たわいもない人生相談。でも、そんなくだらない話だからこそ、過ぎた時間は簡単に巻き戻せた。お互いに家族が有る身。でも、有線からは福山雅治「はつ恋」。そして、僕は「セカンドバージン」ならぬ「セカンド童貞」を彼女に捧げるのです。こんな妄想をしながら昼間から酒を飲んでます。
xyz
男性/51歳/北海道/会社員
2015-02-14 15:18