本日の案件
本部長、秘書、お疲れ様です。
本日の案件ですが、私の思い出の年賀状は高校3年生のときのことです。
コンビニでアルバイトをしていた私は、密かに店長のことが好きでした。
と言っても、告白しようなんて微塵も思っていませんでしたし、最初から諦めていたのですごく仲のいい友達になりたいと思いました。
シフトが被るときには沢山話しかけたり、休みの日でもおやつを買いに立ち寄ったりして私の中で順調に店長との距離を縮めて行ったのです。
そしてやってきた年末。
店長が「思ってたより年賀状が売れないなあ」とボヤきました。
私はチャンスだと思い、
「じゃあ店長から私に年賀状送ってください」
とお願いしました。
すると、店長は商品の棚から1枚の年賀状を持ってきて、その場で文字を書き、私に手渡してくれました。
すごく嬉しくて思わず告白しそうになりましたが、そこはグッとこらえ……お礼だけ行って、帰ってから1人で大はしゃぎしました。
今でも年賀状が入っているファイルを眺めるたびに、このことを思い出します。
ヘルプ出勤があたりまえ
女性/25歳/東京都/会社員
2021-12-08 09:44