社員掲示板

本日の案件

おつかれさまです。

私の実家では個人ごとの年賀状ファイルがあり、毎年届いた年賀状を、父は父の、母は母のファイルに入れて保存してました。
当日学生だった私は、年賀状をやり取りする相手も少なく、スカスカのファイルが私の。と見分けられるほどでした。

ある年の年末、年賀状を出す相手を確認しようとファイルを取り出してパラッと開いたところ、開いたページにある年賀状には赤いトレーナーを着た私が写った写真が使われていました。
幼いながらにも年賀状の自作に凝っていた時期もあったので、昔に作ったやつかなー程度に考えていたのですが、どう考えても赤いトレーナーの年賀状を作った記憶が無く、何気なく母に聞いてみました。
「こんな年賀状って作ったっけ?」
すると母はじーっと見つめてひと言。
「これは昭和に作ったやつだね」

なるほど、理解しました。
この年賀状は昔に父が作った年賀状で、若かりし頃の父が赤いトレーナーを着て写っていたのです。
自分と見間違えるほどそっくりで気付きませんでしたが、言われてみれば父でした。
どうやら昔出した年賀状を記念に保存しておく用のファイルだったようで、確かにこの親の子なのだと実感しました。

イトメン2R

男性/30歳/千葉県/会社員
2021-12-08 18:57

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