キュンと切なさと
中学3年生の初恋のときのお話です。
まだ携帯も持っていなかったため、初恋の同じクラスの子とパソコンのメールで毎日夜遅くまでやりとりをしていたのですが、その子はクラスで1番可愛いAちゃんが好きでした。
そのことを私は知っていた状況で、卒業式の日の夜、お互い好きな人を教える流れになり候補をそれぞれ5人だして順番に1人ずつ消してメールを送りあう、という遊びをすることに。
彼は最後の最後まで私とAちゃんを残し、彼の結果は分かっているのに私はメールが来るたびにキュンキュンしてしまっていました。
私はもちろん最後に彼が残り、彼はAちゃんが残り、最後のメールを送り合った直後に電話が来て、これまた優しい彼。
最後はやっぱり切なくなりましたが本当にきゅんきゅんしたゲームでした。
ちょこの
女性/34歳/東京都/看護師
2021-12-14 11:28