今日の案件

本部長、秘書、リスナー社員の皆様、お疲れ様です。

今年の春先の出来事です。

仕事の定時が近づいてきた頃、友人からLINEが入りました。
「今用事でお前の職場の近くまで車で来てるから、時間合うなら帰り乗せてってあげるよ」とのこと。
仕事を終えた私はハイテンションで待ち合わせ場所に向かいました。

見慣れた赤い車に勢いよく乗り込み、「いやー疲れたぁ！」と大声を上げた私ですが、どうも様子がおかしい。
運転席に目をやると、知らないおじさんが怯えた顔でこちらを見ながら「え？え？なんなんですか…！？」と声をかけてきました。
咄嗟に車内を見渡すと、内装が友人の車のものではありません。
なぜか「ここで焦ったら逆に恥ずかしい」と考えてしまった私は、極力落ち着いた空気を醸し出しながら「あー、すみません。間違えました。」と言い残しゆっくり堂々と車を降りました。
ちょっと離れた場所まで行ってからコッソリ振り返ってみると、内装どころか車種自体が友人のものとは違っていました。

赤っ恥どころか、一歩間違えば警察を呼ばれかねない大失敗でした…

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