ごめんなさい、がんばろう案件
本部長、秘書、社員の皆様お疲れ様です!
初投稿です。
私のごめんなさい案件は、高校の同級生に対してです。
先週末、高校時代のバスケ部のプチ同窓会がありました。37歳になると出席者全員が妻子ある身になり、なにかと忙しく昔の仲間との会う機会は大変貴重な機会ですよね。今回の参加人数は当初3人でしたが、うち1名が家族の体調不良のため当日キャンセルになり、結局、私ともう一人A君の2人だけの宴席に。
飲み始めると、序盤はメインスピーカーは私で、「最近奥さんが今の家狭いから引っ越したいとか言い出してさー、もう面倒なのよ、時間もお金もかかるし」など日頃の家族との話を愚痴っぽく話しました。A君はやさしいやつなので、「わかるわかる」と言いながら、親身になって同調してくれました。
後半になると、A君の話も聞きたいと思い、話を振ったところ、A君は決まりが悪そうに「実は、いま離婚協議中で、、、」とまさかのカミングアウト。離婚のことを全く知らなかったので、今でもA君は家族となんだかんだハッピーに生活しているものだとばかり思い込んでおり、愕然としました。
A君から色々な事情を聴きましたが、ここ2か月はつらい時期を過ごしていたことがわかりました。思えばA君は2年前より少しほっそりしており、この2か月で10キロ体重が減少したそうです。
それがわかってからは、「今日は飲もう!」ということで少しでもA君の気晴らしになるように心がけ、同窓会自体は楽しいものでした。
帰りの電車で、A君は子供や家族の事で大変ヘビーなことを抱えているのに、私の愚痴なんて粗末なことだなぁと物思いにふけっていました。家族のちょっとした愚痴は、むしろ家族いるからこそ生み出されるものなので、ある意味ハッピーなことでもありますよね。思いがけない角度から家族の大切さを痛感した週末でした。
この場を借りて、A君に一言。
A君、変に愚痴ってしまってごめん!家族の結末はどうなるかまだわからないけど、俺たちはA君の味方だから、ずっと応援していきます。体調に気を付けて頑張ろう!
私は、話を聴く程度しかできませんでが、また、A君の気晴らしができる機会をちょこちょこ作っていけたらと思います。
あそうさぎ
男性/40歳/東京都/会社員
2021-12-16 10:38