本日の案件
本部長、秘書、みなさまお疲れ様です。
先日、電車の中で目の前に座っていた若い男性の方に謝ります。申し訳ありませんでした。
普段は車で通勤しているのですが、その日は違う勤務地へ行く必要があり、電車を使いました。私はいつも妻が作ってくれるお弁当と、コーヒーを入れた水筒をお弁当ポーチに入れて仕事へ向かいます。
その日電車に乗り、座席は空いていなかったため、そのポーチを網棚に乗せ、立って本を読みながら目的地へと行きました。目的地に到着し、お弁当ポーチを網棚から下ろしてしばらくすると、私の靴に水滴が落ちるのに気がつきました。雨も降っていないのになんでだろうと思いながらふとお弁当ポーチを見てみると、なんと、コーヒーを入れた水筒の蓋が開いており、ポーチの中にコーヒーがこぼれていました。
そのポーチは水分を通しにくい素材で作られていたため、なんとかコーヒーの流出を食い止めてはいたのですが、完全に抑えることはできず、ポタ、ポタ、と一定間隔でコーヒーの水滴が漏れていたのです。
荷物を上げるときには気づきませんでしたので、その後ジワジワとコーヒーは浸透し、電車に乗っていた30分ぐらいの間、下に座っていた男性の方に水滴を滴らせていたことになります。乗っている間にその方が気づくことはなかったので、頭にコーヒーの水滴が直撃していたとは考えにくいのですが、そんなことを考えている間にすでにその男性は先へ行ってしまっていたようで、どこにいるかわからなくなっていました。思い出してみると、その方はフード付きのジャケットを着ていたので、もしかしたらフードの中にコーヒーの水滴がずっと滴り落ちていたのかもしれません。
もし自分が着ている服のフードから、コーヒーの匂いがすることにいきなり気づいたらということを考えると、ミステリーでしかありません。
誠に申し訳ない気持ちでいっぱいです。大変申し訳ございませんでした。心よりお詫び申し上げます。水筒の蓋は二重、三重に確認しましょう!
やさいため
男性/42歳/千葉県/会社員
2021-12-16 16:49