笑えてよかった話
小学一年生だった息子が家の中で迷子になり、
なぜか近所のドラッグストアから私に
迷子のお知らせが入ったことです。
留守番の練習をするため、
テレビを見ていた息子に犬の散歩に行くねと告げ、
鍵をかけ近所を10分くらい散歩して帰宅すると、
鍵が開いており、息子が消えていました。
私は手の込んだかくれんぼだと思いながら自宅の中を押し入れや、お風呂場、トイレを探しましたがどこにもおらず、
そこで息子が自宅内にいないことを悟り、サッと血の気が引きました。
とっさに玄関から飛び出して周辺を探しました。
警察に連絡…とアワアワと携帯をカバンから取り出した時、いつも行くドラッグストアから「息子さんが迷子になってますよ」と電話が…。
なぜ、ドラッグストアから?と理解できないまま、
ドラッグストアへ走りました。
すると息子が
「家にお母さんがいなかったから、迷子になったと思ってドラッグストアにきた。僕を迷子にするなんて」
私と店員さん「なぜ!???」
店員さん爆笑!
彼は自分が留守番をしている意識は全く無く、
ただテレビが終わったら家に自分しかいなかったと。これはいかん、自分は迷子だと思ったらしく、
日頃通っていたドラッグストアに助けを求めに行ったのでした。
店員さんは大爆笑、私は赤面からの乾いた笑い。
膝から力が抜けました。
今となっては笑えてよかった。
でもあの血が引いた感覚、忘れられません。
相談屋さんの母
女性/44歳/東京都/会社員
2021-12-20 18:43