案件
本部長、秘書、リスナー社員の皆様、お疲れ様です。
もう50年も前、私が小学校高学年の頃の話です。
私の母はとても寒がりで、自分だけでなく、子供にも極端に厚着をさせる人でした。
小学校の友達は冬でもみんな半ズボンでしたが、私だけは母にモモヒキと長ズボンを
はかされて学校に通っていました。
そんなある日、体育の授業の時。私はいつも着換えが遅く、その日も友達に少し
遅れて屋上に上がり、ランニングの輪に加わりました。
さて走り始めてから、何となく下半身に違和感を覚えたので、ふと足を見ると・・・
何と、体操着の白い短パンの下から、ビローンとモモヒキが出ていました。
そう、着替えの時に気がせいていたせいか、長ズボンだけを脱ぎ、モモヒキを脱ぐ
のを忘れたまま短パンをはいてしまっていたのです!
私は黙っていればよかったのに、ついつい「ああっ!」と声をあげてしまい、
その瞬間、みんなの視線が集まり、一同爆笑、となりました。
私は恥ずかしくて恥ずかしくて、慌てて教室に、モモヒキを脱ぎに走って行った
のでした。
その後長年、モモヒキの類は断固拒否して来たのですが、定年を過ぎた今では、
最高気温が10℃を下回るような日はさすがにタイツをはくようになりました。
でもズボンの裾などからタイツが見えないか、必ず確認するようにしています。
カード残額は7.777円
男性/67歳/東京都/会社員
2021-12-20 19:21