7班のみんな…ごめんね
皆々様お疲れ様です!
私は某ダシの素(ほんだし)の匂いを嗅ぐと、何だか申し訳なくなります。
高校時代、調理実習だったか何かで、豚汁だったかな?味噌汁系の何かを作りました(申し訳なさが強すぎてこの辺の記憶はおぼろげです)。
玉ねぎ、にんじん、じゃがいも、お肉などなど…
ここまではカレーと変わんなくない?やら、じゃがいもは形を残す派か溶けてる方が好き派?やら…楽しくキャッキャしながら調理は進み、
みんなで切った食材を鍋に入れ、それぞれの素材がふわっと香ってホッとする様な…ちょっと嬉しくなってワクワクしちゃう様な、いい煮込み具合になっていたのに…
「ダシ大事だよ!」「責任重大だよ!」「普段も使ってるんでしょ?任せた!」なんて言われて、やけに緊張してガチガチになっていた私は、目分量でダシを入れる任務をしくじりました。
少しずつ入れていたのに…
「もうちょい入れていいんじゃない?」の声を受け、ボトルを軽く弾ませた瞬間。顆粒の山が雪崩れ、鍋からはダシの匂いしかしなくなりました。
優しい素材の香りもみんなの笑顔も奪い去った、冷え切ったあの瞬間………友人の口から発せられたローテンションな「まぁ、ダシだし…食べれるから大丈夫だよ。味噌溶かそ?」……泣きたかったです。
こういう失敗って、何でか定期的に思い出しては“うわぁぁぁぁあ!ごめんなさーい!!”ってなって地味に辛くなってしまうんですよね。
実家を出てからも数年は使っていたんですが…今ではもう、ダシの素を使う事もしなくなりました。笑
しかしながら実家ではまだ現役なダシの素…。私が実家で作る味噌汁には、罪悪感も溶け込んでいます(; ˘-˘)
ふねきこる
女性/37歳/神奈川県/気が向いたら働く主婦
2021-12-21 13:02