本日の案件
本部長お疲れ様です。
私が22~3才の時にキャバクラでバイトしていた時の話しです。
その日の店は満席が続いていて女の子の人数よりお客さんの数がかなり上回ってしまう状況が続いていたのですが、そのなかでイケイケの客2名様が怒り始めたのです。
理由は一人の客に一人の女の子、つまりマンツーマンではなかった、その事に腹を立てたお客さんは店長を呼び出し説教、平謝りの店長、それでも気が済まないお客さんは店長に土下座を要求、すぐ土下座する店長、テーブルを蹴り倒す客、静まる店内、トクトクと音を立て店長の頭に注がれるウイスキー。
店長が「お会計は結構ですのでお引き取り下さい」と言うと「二度と来るか!」と言い、二人のお客様は店を後にしました。
それから一週間もしない内になぜかとある企業からクリーニング代として、うん十万の小切手が店に届きました。店長は「半分は俺の、後はみんなで分けよう」と言い、皆一万円もらいました。
ウイスキーの香りで、あの頃のバイトと店長の謎のチカラを思い出します。
オザ丸
男性/42歳/東京都/会社員
2021-12-21 14:33