香りの思い出案件
子供の頃、雨の降り始めの匂いが好きでした。
夏休みの夕方などが多かった気がしますが、雨がポツポツ来る前に匂いで降り始めを感じて、家に帰りつく前に夕立に足止めされることがよくありました。
降り始めが分かるのに急いで家に帰らなかった自分にガッカリしながらも、予知能力があるのかもしれない感じを楽しんでいました。
大人になってから、あれは地面のホコリの匂いだと知らされて予知能力がないことが証明され、雨の降り始めの匂いも感じなくなった気がします。
ブラックジャック463
男性/59歳/東京都/団体職員
2021-12-21 14:41