エモかった

本部長！秘書！お疲れ様です！

僕は三ヶ月前に今の職場に転勤をしてきたのですが、元職場を離れるときに「頑張ってほしいし、私はずっと応援している！」と異動を残念がって泣いてくれた４つ上の女性の先輩がいました。
それまでその先輩は挨拶をしてもどこか素っ気なく、正直あまり良いイメージを持っていなかったのですが、職場を離れる最後に泣いてまで応援してくれた先輩の姿、そして実はすごく見てくれていて応援してくれていたことを知り
その先輩のことが好きになってしまいました。

そして先日、元職場の忘年会に誘っていただき参加したところ、その先輩も来ていました。その席では素っ気ない先輩の姿はなく、転勤先での悩みはないかと凄くニコニコと色々な話を聞いてくれました。

忘年会も終わり、終電が近づき、その後先輩と…なんて絶対ない淡い妄想をしながら駅へ。
忘年会なので他の先輩・上司もワイワイしている中、ある意味「ゲスト扱い」の私が先輩の手を引っ張って抜け出すなんてできず、途中の駅で私は降りました。

いつも「おちゃらけキャラ」な僕はこの胸のざわざわを別れ際にみんなの前で晒すわけにいかず、先輩に対して出来た唯一の事は電車のドアが閉まる途中に「キュンです」と手でサインを送ることぐらいでした。笑

帰っている途中、自分でも「あぁ、エモっ！」と言ってしまいました。

「終電が邪魔をする」という曲が身に染みすぎた忘れられない忘年会でした。

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