私の2022年案件

皆様お疲れ様です。
お正月に母の実家に帰省した時の出来事です。
最近私はギターを練習しているのですが、エレキギターしか弾いたことがなく、アコギもやってみたいなぁと思っていました。

そんな折、大分前に伯父が、母が中学生の時に買ったフォークギターが発掘されたということを話していたことを思い出し、母にその話をしたところ「あっても誰も弾く人がいないでしょ」ということだったので、もし今もあったら譲ってもらおうということになりました。

正月に母の家に帰省し、伯父にまだあるか聞いたところ、「あるよー」とそのフォークギターを出してきました。
持ってきてくれたギターは弦が切れていたりしているものの本体には傷がなく、弾いてみると音は狂っていましたが、しっかりと鳴ります。

そこからこのギターの話になり、母曰く、中島みゆきさんに憧れてギターを始めたものの、Fコードで挫折したとのこと。
ここまでは前から聞いていて知っていたのですが、母が挫折してからは２年前に亡くなった祖父がこのギターを弾いていたということを伯父から初めて聞きました。

「弾いてるところ見せてあげたかったなあ」という伯父の言葉に少し心に来るものが。
私がギター始めたての高校生の時、祖父が「いつかギターを弾いているところが見てみたい」と言っていたことを思い出し、せめてギターくらいは見せてあげたかったなと少し切ない気持ちになりました。

母が自分が生まれるずっと前に購入し、祖父も弾いていたフォークギター。
受け継がれていくこのギターは単なるギターではなく、母の家の歴史が詰まっているなあと感じます。
きっとギターを弾いているところを祖父も遠くから見ているはず。。
家がアパートなので実家に帰省した時しかフォークギターは弾けませんが、弦を張り替えて大切に使わせていただきます。(*´ω｀*)

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