案件
本部長、秘書、社員のみなさま
お疲れさまです。
10年前、食品メーカーで営業をしており、北海道内の学校給食を担当していました。
とある日の昼下がりに問屋さんから「本当にごめん、ゼリー1万個発注し忘れちゃった、明後日の朝までに給食センターまで納められない?」との電話がかかってきました。
私の会社のゼリーの倉庫は、佐賀県の鳥栖にあります。つまり、一日半で九州から北海道の給食センターまでゼリーを運ばないと、ゼリーを楽しみにしている子供たちを悲しませることになります。あと、問屋さんと一緒に、給食センターの人から、しこたま怒られます。
私が困り果てていると、上司が「俺が九州支社にいた時に世話になった運送会社がある。九州で一番速いんだ。聞いてみるか?」と言い、上司がトントン拍子でトラックをチャーターしてくれました。
納品日当日の朝、給食センターの前で待っていると、時間に余裕を持って、佐世保ナンバーのトラックが表れました。その瞬間、私は緊張の糸が切れてその場に座り込みました。
菓子折りと大量の缶コーヒーを渡すと、トラックの運転手さんが「またお願いしますね!」と笑顔で答え、九州に帰っていきました。
トラブルを解決してくれた、運送業者さんには感謝しかないです。
おなかヘリコプター
男性/38歳/神奈川県/会社員
2022-01-18 15:20