クイズじゃないけど

日中は95歳の母と
夕方は保育園児とほぼ毎日会話しております

今朝の母との会話から
「お母さん、食後に出しておいた薬はちゃんと飲んだ」
「ちゃんと飲んだよ、でも
過酸化ナトリウムは飲まなかったよ！」
「ええっ？当たり前だよ
そんなの飲んだら死んじゃうよ」

さて、母は何と間違えて
「過酸化ナトリウム」と言ったのでしょうか

答えは
「酸化マグネシウム」です
いわゆる便を柔らかくするお薬です
多分朝、排便がスムーズだったのでしょう
「過酸化ナトリウム」は
私が掃除で使ったいる袋に大きく書いてあるので
覚えてしまったのだと思います

うーむ、「酸化マグネシウム」と「過酸化ナトリウム」
似ている？漢字とカタカナの配列か？

厄介なのは、母は忘れっぽいくせに
1度覚えた名前をずっと繰り返すことが多々あります
願わくば
母がデイケア先などの出先で
娘から「過酸化ナトリウム」を飲まされている
と言いませんように

でも
話をするお相手も似たり寄ったりの年齢ですので
言い間違いに気が付かない可能性大ですし
看護師さんや薬剤師さんはすぐに
「あ、酸化マグネシウムね」と気がつくでしょう

日々の会話で
全く違う意味なのに、発音が似た間違った単語
主語のない、なんのことかわからない長話
全く知らない方のいつの時代かわからない身の上話
それらを想像力を駆使して根気よく翻訳する能力は
確実に養われております

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