お耳に合いましたら。
以前勤めていた会社で、同い年の友達が出来ました。
転職したばかりの私に明るく話しかけてくれ、誕生日をサプライズで祝ってくれたり、一緒に夜中まで頑張って仕事してそのまま飲みに行ったり、大人になってこんなに素敵な友達が出来るんだと感動すらしました。
その後私は会社を辞めて独立、友達は結婚、出産、離婚をし、今友達は実家のある岐阜にいます。
タイミングを見て数ヶ月に一回は会いに行っていましたが、昨年末は仕事が忙しすぎて会いに行くことができませんでした。
心が荒んでいく中で、1月に絶対に彼女に会いにいこう、と言い聞かせていました。
そんな時に彼女から、1月に友達の結婚式があるから東京に行くので、ご飯に行こうと連絡をもらいました。凄く楽しみで、仕事仲間に「最近何か良いことあった?」と聞かれるくらいにはご機嫌でした。
しかし、オミクロン株の急増で結婚式は急遽延期に。友達も東京に来るのを延期しました。
仕方ないことだと分かっていても、心にぽっかり穴が開きました。何かで心を埋めたくて、まだ観られていなかったドラマ『お耳に合いましたら。』を見始めました。
一つ一つの台詞から本部長の温かさが伝わってきて、ラジオ愛も伝わってきて、泣きながら見ました。全然泣ける話じゃない回も泣きながら見ました。
1〜2年に一度は行っていた海外も、離れた場所に住んでいても頻繁に会っていた友達も、生きがいだったライブも、遠のいてしまったけれど、ラジオだけはいつでもそばにいてくれる。
スカロケは月曜から木曜、毎日一緒にいてくれる。それがどんなに心強いか。
『お耳に合いましたら。』を見ていて、そのありがたみを改めて感じました。私も美園と同じくらい、ラジオ大好きです。
何度見ても、脚本 マンボウやしろのテロップに勝手に感動しています。
これからもずっと、スカロケが続きますように。いつもありがとうございます。
夏生まれの雪だるま
女性/33歳/東京都/自営・自由業
2022-01-28 00:52