特撮者として…
皆さん、ご案内の通り『大怪獣のあとしまつ』という映画の公開がスタートしました。
たぶんタイトルどおり巨大怪獣の死体処理で人間がすったもんだするストーリーなんだと思います。
予告をみて「観に行こうかな」と思っていたんですが、SNS からレビューが流れてくるに、これがすこぶる評判がよろしくない(笑)
なにやら、特撮としていかん、のだと。
もともとが「どちらかと言えば、人間ドラマだろう」と思いましたが、肝心の人間ドラマもコメディとして、ややスベっているようです。
たぶん、ですけど。
予告を見るからに、言われてるほどに酷くはないんじゃないかと予想しています。
じゃあ、なぜ酷評が多いかと言えば。
その昔から、怪獣の死体処理というテーマは、特撮界においては普遍的なテーマであり、少年誌で特集されたり、大学のSF研あたりの人からすれば、研究や考察に値するテーマなんだよね。
シン・ゴジラのラストシーンで、ゴジラが解体されていくところを描いているあたり「さすが庵野秀明だ」となるわけ。
映画として、コメディであっても、そこは一番チャカしちゃいかん。たぶん特撮者やSF者たちの怒りの琴線に触れる部分があったんじゃないかな、と。
それでも、見所がないわけでもなかろう。ダメならダメで、どのようにダメなのか考えてみたい。ちょうどマイルもたまって一回タダで観られるしね、と(笑)
「あまり期待せず劇場に行く」と方針を定めました。
ちなみに、山田涼介くんのファンの皆さんには評判が良いみたいです(笑)
あ、ゴーストバスターズも観なきゃなー
コーギモモ
男性/57歳/神奈川県/飲食業
2022-02-05 22:33