案件。
皆さま、お疲れ様でございます。
思い出の珍物件 案件。
大学の時に1年生の間、1年間だけ住んでいたアパートが思い出の物件です。
大学の入学を決定することが遅くなってしまったので
現地の不動産屋さんに相談した時にはアパートもほぼ埋まってしまっていました。
来年になれば卒業生が出ていって、空くから我慢するという事でそのアパートに。
裏に雑木林もあり、国道下のガードを潜っていくなど立地もなかなか唸るところがありました。
アパートの作りも古く、湯船に湯をためるとヒルが出てきたり、
布団を引いて寝ているとカサカサ音がするので見てみるとムカデが行進していたり、
押し入れの奥にはネズミがいたりといろいろな生き物との共存でした。
隣の部屋とは鏡面対象になっているらしく、階段の壁板の向こうには隣の部屋の階段がありました。
ある時、階段の踏み板が半分壁の中に吸い込まれている時があり、隣の部屋の方にたずねたら、
部屋の階段の踏み板が割れてしまったが、引っ張ったら出てきたので とのこと。
「それウチの分だと思います。」と押し返してもらいました。
たった1年でしたがアパートに、たくましく育ててもらいました。
いっきょう
男性/49歳/静岡県/何でも屋
2022-02-07 11:52