懐かしのアパート
本部長、秘書、リスナーの皆さんお疲れ様です。
ふたたび?みたび?の夜営業休業中なのでリアタイ出社させていただいております。
今日はうどん丸香さんで大変美味しい、遅い昼ごはんをいただいて帰ってきました。
さて、私の思い出の物件。
大学入学と共にこっちに来てから、埼玉の朝霞というところで6年住んでいました。朝霞はすり鉢状の地形をしており、どこに行くにも坂を下ったり、登ったりしなければならないのです。
私の家は、アパートの1階ルーム10畳ユニットバス付き4万円という格安物件。フローリング、押し入れもついていて、聞いただけだと超コスパ良い物件じゃないですか。
でも、このアパートが建っているのが断崖絶壁の上で。近くの道路から、車も通れない細い私道を20メートルくらい降り、そのまま狭い路地を50メートルくらい歩き、そこからボロボロの石段を40段くらい登った先に私のアパートがありました。
これで1階と呼べますか?という場所でした。しかも、洗濯機置き場もなく…コインランドリーに通う日々。
両隣は窓ガラスを黒いビニールで全部目隠しした何をやってるかわからない人と、押し入れでキムチを漬けている人でした。(壁越しにキムチの臭いが…。)
でも、家賃の安さには変えられず、キャンパス移ってからも、大学卒業してからも住み続けました。
住めば都?ですよね。
引っ越しのとき、見積もりは1階でとってましたが、1階といえども、トラックを停められる道路からの高低差、下りからの登りの距離に引っ越し業者さんはキレ気味でした。
一人暮らしのスタートがそんなところだったので、それからは引っ越し先はどこでも大満足です。
喉元過ぎれば熱さを忘れる、じゃないですが
私は過ぎてしまえばみんなネタ、
だと思っています。
どれだけ自分を自分で盛り上げられるかが大事だなあと。
あと、本部長、神保町からいなくならないで〜!
たぬき女将
女性/44歳/東京都/女将・料理人
2022-02-07 17:40