機会を見誤るんじゃねぇ…
鬼滅の刃、
音柱の宇随が炭治郎に伝えた一言。
組織のリーダーとして最も重要かつ的確な判断を求められるシチュエーションこそ、
撤退・撤収のタイミングである。
宇随は、先ず自らの不手際を謝罪する。
そして、事後の対処法と再発防止策を同時に提示する。
鬼滅の刃を視ている人なら分かると思うが、炭治郎たちは宇随の指示に従わなかった。
その結果、宇随が認めることになる。
『こいつらは、俺の優秀な継子たちだ。』
『どんな困難にも逃げない根性がある。』
先日、西武ホールディングスの傘下にあるホテルやゴルフ場のうち、全国30箇所の施設についてはシンガポールの政府系ファンドに売却する方針を固めたとニュースで報じられた。
新型コロナ禍の最中、企業として生き残るためリソースの選択と集中を明確にして
収益を改善させるのが狙いであるだろう。
従業員の雇用は守られるが、
ピンチから完全に脱出できた訳ではない。
『機会を見誤るんじゃねぇ』
『逃げることは、恥でも何でもねぇ。』
その後に、宇随は言葉を続けている。
『とにかく生き残った者が勝ちなんだ。』
と…
くろやん
男性/46歳/宮崎県/会社員
2022-02-11 19:50