恋ケア案件
私は、中学生の時に3年間一途に好きだった男の子がいて、今までで比類ないほど好きでした。
部活と、3年生の時はクラスも一緒でした。
1番好きだったのは、授業中よく目が合うことでした。よく隣の席になることがあって、どちらからともなくお互いを見て、私は照れ臭くて目を逸らしましたが、あっちは決まって「なんだよ」と微笑み、肩をポンとしてくれる人でした。
学年1容姿が端正で、学年1人気なヤツでした。
部内で女子は恋愛禁止という規則があったため、ずっと密かに片想いしていましたが、卒業して、連絡先を交換。告白までしようとしました。
それなのに、言う前に察されて、あっさり「言わないで。無理」と振られ、蓋を開けたら、同じ恋愛禁止なはずの後輩と付き合っていたそうです。
ショックでした。
彼はあれからどうしているのか知りません。
でも、たとえもう一度会えたとしても、私はもう好きになることはありません。
思い出の中の彼の事が好きなんだろうと思います。
夏の光のような爽やかな人。
もう幻のようになってしまいましたが、夢でも良い。またあの頃の彼に会えたら嬉しいです。
未来で誰かが待ってくれていることも信じながら
ZARD
「誰かが待ってる」を添えます。
すまいりー
女性/26歳/東京都/公務員
2022-02-15 12:13