恋ケアソング案件

皆様お疲れ様です。
学生時代からお付き合いしていた、大好きだった彼との思い出の曲は、スキマスイッチの「奏（かなで）」です。
当時お互い関西の同じ大学院に通っていましたが、付き合い始めた時点で、私が次の春から就職で上京することが決まっていました。彼はそのまま博士課程に進学するため、遠距離恋愛となりました。

私が就職するまでの期間、たまに「奏」を一緒に聞いて、「私たちもこんな気持ちになっちゃうのかな〜？」なんて、冗談めかして彼に言ったりしていました。
すると予想は的中しました。彼は学生、私も新入社員でしたがなんとか交通費を捻出し、頻繁にお互いの家に泊まりに行っていました。そして一番辛いのが、駅での見送りです。
歌詞にあるように、改札の少し手前の邪魔にならないところで手を繋ぎ、時間ギリギリまで粘って改札で別れ、手を振り終わった頃には涙で一杯になることもしばしば。慣れるまでかなり時間がかかったのを覚えています。

そんな彼とは、残念ながら遠距離とは別な理由でお別れすることになってしまいましたが、「奏」を聴くたびに、改札越しの彼の姿を思い出します。今頃どうしてるかな、元気でいることを願っています。

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