本日の案件

やしろ本部長お加減いかがですか。十分に体調が良くなるまでゆっくり養生してください。
本部長代理、秘書、リスナー社員の皆さまお疲れ様です。
千葉の先からの帰途、radikoわ聴きながら長い長い電車の旅をしています。
皆さんの恋の思い出を聴きながら、数は少ないですがいくつかの恋を思い出しています。久しぶりに胸の奥がキュンとしています。
この感覚久しぶりです。
一番長く恋していたのは、幼稚園から高校時代まで片思いしていた同級生。
中学卒業の時に彼が親友のことを好きだったことがわかって、完全に失恋してしまったのですが、高校生になったある日、お互い学校からの帰り道で偶然すれ違う形で再会。
すごく自然な気持ちで私から手を振ってみたら、「誰かと思った。きれいになったからわからなかったよ」と言ってくれました。
ほんの一瞬たったそれだけ。
でも、周りには知り合いも誰もいなくて2人だけの会話が本当に嬉しくて、家まで心がほっこりしていたこと。あの一瞬の彼の姿、もう40年もたったけど今でもカラー映像で思い出せます。
何より彼の口から言ってもらえた「きれいになったから」のことばは、冴えない女子高生と思っていた私にすこしだけ自信を与えてくれました。
当時はニューミュージックブームで、彼も他の同級生たちとフォークギターをかき鳴らし、チューリップやかぐや姫、ビートルズのコピーを歌っていました。
そんな当時が一気に蘇る曲は、オリビア=ニュートンジョンのそよかぜの誘惑。中学校の清掃の時間に校内放送で流れていたBGMの中の一曲です。その時はインストゥルメンタルでしたが。
彼の思い出はわたしの中学校生活の全てだから。

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