社員掲示板

案件

安村代理、秘書、社員のみなさま
お疲れさまです。
今から15年前、大学生だった20歳の時、さいたまスーパーアリーナでライブのセキュリティスタッフのバイトをしていました。
その日は、ロックバンドのライブで、私は客席に異常がないか監視する係でした。
開始早々から客席のボルテージは最高潮。暴れる方が増えてきてきた時、「痛い!やめて!」という女性の叫び声が聞こえてきました。その女性は、暴れる男性客の集団とエリアを囲う柵に挟まれ、身動きが取れなくなっていました。
私は、柵をよじ上って客席に入り、男性客の集団を押し返し、女性を救出しました。
体調の確認したところ「足が痛くて、歩けない」と泣きながら答えてくれました。私は、その女性をおんぶして、400メートル程離れた医務室まで連れていくことにしました。女性と言えども、この距離のおんぶをするとなると、全身の筋肉に乳酸がたまり、かなりの疲労感を感じます。
医務室の近くまできた時、背中の女性は泣き止み、「ありがとう、力持ちだね、カッコいいね」と小さな声で伝えてきました。私は、お姉さんの不意打ちにドキドキしてしまい、「あ、…ありがとうございますぅ…」と最高にカッコ悪い返答をしました。

おなかヘリコプター

男性/38歳/神奈川県/会社員
2022-02-22 09:50

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