「縄跳び物語案件〜その時、私は跳びました〜」
私じゃなくって息子くんが、小学4年生の話になります。
クラス対抗大繩飛び大会がありました。
大会前は、休み時間に練習したり
回数も300回とか
とにかくスゴイレベルだったんです。
息子くんは、縄に入るタイミングが悪く
よく縄に引っかかるタイプなので
皆でやる大繩飛びが、大嫌いでした。
記録更新中に失敗すると
クラス中からブーイングになりかねません。
大会当日、とても心配していたのですが
息子の飛ぶ番が来た時に後ろの子が、
息子の肩をポン!と叩いて
『今だ!行け!』と合図を送っていたんです。
息子も、そのタイミングを信じ
迷わず大繩に飛び込んで行きました。
見事に成功!しかも、何度も…。
少し前から、その方法で飛んでいたようです。
その光景を見て感動して
涙が出てしまいました。
クラスのお友達が、苦手な子を想い助け
その想いを素直に信じて受け取る息子。
みんなで力を合わせている瞬間でした。
結果は、僅差で学年2位でしたが
400回以上飛んでいました。
回数だけ見ると上級生をも
上回っていました。
息子も大繩飛びは、嫌いでなくなりました。
「自分一人じゃ無理だけど〇〇があれば自分もできる」
大事なことを学ばせてもらいました。
ちーたん♥
女性/57歳/東京都/パート
2022-03-03 11:25