縄跳び案件

私の通っていた高校の授業では、越えなければならない壁が3つありました。夏の「水泳」、秋の「持久走」、そして冬の「縄跳び」です。
ノルマが達成できなければ、達成できるまで、それぞれ追試ならぬ「追泳」「追走」「追縄（通称：縄跳び友の会）」が待っています。
その縄跳びのノルマというのが、二重跳び30回、はやぶさ10回、横交差斜め飛び旋回左右回り2往復などなど、という、運動音痴にはかなりつらいものでした。
私は何とか授業期間中にクリアできましたが、冬休みが過ぎ、春休みを超え、学年が上がってもまだ続けている生徒もいたくらいです。
卒業して大学に進学してからもしばらくの間続いた、先輩方の「なんか一芸やってよ！」の無茶ぶりにもこの縄跳びで対応できました。
ありがとう、縄跳び！

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