アドレナリン出まくり案件

皆さまお疲れ様です。

20代前半でWebデザイナーになって間もない頃の話です。

某テレビ局のWebサイトリニューアルのコンペの日、
プレゼン担当の上司が出勤中に事故に遭い、同行予定だった私が1人で会場へ向かうことになりました。

会場に着くと、そこには高そうなスーツを着た役員が横一列に座っていて物凄い重圧。。
プレゼンが始まると、ただでさえ大勢の前で話すことに慣れていなかった私はテンパって嚙みまくりのドモりまくり。。

会場はざわつき始め、ダルそうに背伸びしたり時計をチラチラ見る役員や、どこかから舌打ちまで聞こえてきて心が折れそうになりました。

そんな時、テレビ局の局長の方から「我々は敵ではありませんから、あなたのペースで話してください」と優しくお声がけいただき、
その瞬間自分の中でスイッチが入りました。

霧が晴れたように視界がクリアになり、噛むことも一切なく、資料通りのプレゼンにはならなかったものの質疑応答までやり切りました。
結果的に弊社が案件を獲得するという奇跡が起き、冷や汗と共にアドレナリンが出まくった体験でした。

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