心に残る一行
本部長、秘書、リスナー社員の皆様お疲れ様です。
今日も怪獣の登場を楽しみにしてます。
さて、本日の案件ですが、心に残る一行はたくさんたくさんあります。あり過ぎてどれにしようか迷いましたが、今日の気持ちからピンと来たものはこれでした。
「とりあえずという言葉は、居酒屋のビールと枝豆だけにして下さい。」です。
これは、私の父からの手紙に書かれていたものです。30代に入るか入らないかの頃です。当時博多に赴任していた私はリーマンショック前の好景気と街の雰囲気に酔ってしまい、会社→中洲→自宅のゴールデントライアングルで遊びまくってました。まさにあればあるだけ使う生活。預金などの蓄えは全く無い状態であのリーマンショックを迎えました。ものづくりに関わる仕事をしていましたが大手客先でも工場が全く動かない日々が続き給料は激減。前年の給与に基づき納める所得税は容赦なく天引きされる為、手取りが数万円で家賃が払えない状態となったのです。それから様々な事がありましたが結果的に借家の連帯保証人である父に迷惑をかける結果となりました。
その際に父から電話などではなく手書きの手紙で冒頭一文「とりあえずという言葉は、居酒屋のビールと枝豆だけにして下さい。」をもらいました。ハタチをとうに過ぎて、後先考えない生活で父に迷惑をかけた情けなさ、手紙を書いている時の父の心情を想像し泣きました。
カツオちゃん
男性/45歳/東京都/会社員
2022-03-08 16:38